今日、10月2日は国際非暴力デー(International Day of Non-Violence)。2007年6月に、国連総会で制定されました。
この日は、インドの英国からの独立運動の指導者であり、非暴力を説いたマハトマ・ガンディーの誕生日でもあります。ガンディーは、われわれもロールモデルの一人としている人物。インドでは、この日は記念日としては祝われているが、ガンディーが残した非暴力の思想についてはほとんど言及されない、と言います。
インドの独立は1947年8月15日。2年前の1945年のこの日は日本の終戦記念日で、感覚的にはすでに史実となりかけていて、リアルな出来事ではないのかもしれません。
いまリアルなのは、地球レベルではなはだしい暴力行為が自己の理論で自己の行為を正当化し、堂々と恥も外聞も無く続いている事実です。
当該国は国連安全保障理事会の5つの常任理事国のひとつ。
ちなみに安全保障理事会は、国連の6つの主要機関の中で最も大きな権限を持ち、法的に国連加盟国に拘束力を持つ決議を行うことができる、事実上の最高意思決定機関なのです。
くどいようですが、安全保障理事会の国連憲章上の主な権限は、
◎当事者に対して、紛争を平和的手段によって解決するよう要請したり適当と認める解決条件を勧告したりすること
◎紛争による事態の悪化を防ぐため必要または望ましい暫定措置に従うよう当事者に要請すること
◎平和に対する脅威、平和の破壊または侵略行為の存在を決定し、平和と安全の維持と回復のために勧告を行うこと
◎経済制裁等の非軍事的強制措置及び軍事的強制措置を決定すること
など。
私たちにできることは何なのでしょう。自分の信念を改めて強く持つ、ということでしょうか…。
非暴力のシンボルであるノッテッドガン(弾が出ないように銃口を縛った銃)は、今日も国連本部前で、そして世界の30以上の場所で非暴力の大切さを語りかけています。
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